なぜ、会社は金曜日にネガティブなプレスリリースを発表するのか

 東芝は、今日、当初の予定では今日(2015717(金曜日))に第三者調査委員会の報告書を提出する予定でしたが遅れているようです。

 

 経験則上、第三者調査委員会の報告書は金曜日に公表する場合が多い気がします。

 

 その理由について考察してみました。おそらくこういうことでしょう。

 すなわち、理由は大きく2つあり①市場の混乱を避けること②メディア対策になります。

 

 


○市場の混乱を避けるため


 ・市場が閉まる15:00に公表することで市場の混乱を避ける

 

 ・土日で投資家の頭を冷やす時間を与える。

 

   ⇒投げ売り防止

 

 ・市場が混乱しそうであれば、土日に対応策を発表することが可能

 

 

 

 

○マスコミ対策

 

 ・従業員にインタビューをされにくい

 

 ・15時以降だと当日の夕刊に間に合わない

 

 ・もっと遅いと7時のNHKニュースに間に合わない

 

 ・週末だとニュースを見ない人が多い

 

 ・土日は家族サービスで注意がそれる

 

  ⇒職場での伝播性が低い

 

 ・土日は報道番組が少ない

 

 ・平日読む層と休日読む層が異なる。

 

 ・日曜日は夕刊がない

 

 ・月曜日も休刊日である場合がる。

 

   ⇒今回は連休がある。

 

 ・月曜日までに別の大事件があるとうやむやにされる。

 

 ・ニュースが流れた結果、反応が悪ければ、会社は土日で対応が可能


箇条書きですが、こんな感じになると思います。





野村宜弘公認会計士事務所

東京都港区赤坂2丁目18番4ビヴァーチェ赤坂303号

 

TEL:080-5477-0188

代表直通/受付時間7~24時)

 

email;yoshihiro.nomura@ms02.jicpa.or.jp

 

休業日

年中無休

 

対象地域

首都圏近郊:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県

全国対応いたします。

Google+
このエントリーをはてなブックマークに追加
Buzzurlにブックマーク

不正調査についてお気軽にご相談ください